食の好みを話す際によく出てくるのが、〇〇の中で何番目?という表現。
もちろん、麺類カテゴリでも良く使われる表現かと思うのですが、自分の場合の第1位は・・・
断然、パスタな訳でして、次いで、うどん、そば、冷やし中華と続いて、ようやくラーメンがランクインするといった塩梅なのです。
では、ラーメンは好きじゃないのかと言えば決してそんな事はなく、なんだかんだで、結構、口にしている料理だったりします。
そんな訳で、あっさり系好きな自分も二郎系に代表される、激盛りこってりラーメンなるものも口にした事はある訳でして、今回は初めての二郎の思ひ出を・・・。※こってり系な苦手な人間が二郎に行った的なレポ内容になりますので、二郎ファンの方は完全にスルーして頂けますと幸いです。

おそらく今は閉店しているかと思われる赤羽にある店舗へ、かなりの二郎好きな友人に連れられて向いました。
時間としては夜の8時か9時頃だったかと思うのですが、サラリーマンの方々が電車に揺られて家路についている中、その二郎好きな友人は鍋二郎(鍋をもっていくと鍋いっぱいの二郎ラーメンをお持ち帰りできる制度)について熱弁をふるっておりました。
そして赤羽駅から5~6分歩いておりますと、何やら獣のような香りが・・・
こってり苦手人間としては、なにやら嫌な予感がしつつも、ちょっとした行列の最後尾に。
テンション高めの二郎ファンの友人とは対極的に列が短くなっていくにつれてテンションが下がっていく自分。。。というのも、店の扉があくごとに漂う獣臭と、店から出てくるお客さんが、男女ともに戦いを終えた戦士のような顔で帰路につくその姿を目の当たりにしてしまうと、食した後の胃もたれ感の半端なさが容易に想像できたから。
そして、遂に店内へ。
まだまだ席につくことは無く、店内の待合椅子にて、待っておりますと、店内にはいろんなプリクラが貼ってある事に気付く。
なんということなしに眺めておりますと、ありがちなド定番なバカップル的なプリクラが視界に入ってきたのですが、そこのコメントにくぎ付けになってしまう事に。
そこにはデカデカと、「大スニ」の文字が・・・。
先に書いてしまいますが、もう、これが自分にとっての二郎のイチバンの思い出に。
なんという事はない、時間切れで書ききれなかったコメントプリが、なんか、全てを物語ってくれていたような気がしてならないのデス★
そんなザンネンプリに癒されつつも、テーブル席に通され、友人は何やら呪文のようにマシマシにしたものを、自分は香りダケで若干、食傷気味だった為、缶ビールと小サイズのラーメンを。
注文の品を待っている間もその二郎ファンの友人と自分のテンションは開くばかりで、他にも一緒にいっていたメンバー数人もなんとも言えないテンションに・・・。
そして、いざ、本丸登場!!
ここで写真が残っていれば良かったのですが、かなり昔にブログへあげた記憶はあるのですが、うまいこと見つからなかった為、文字だけでの紹介になるのですが、悪ふざけのような山盛りと平らではあるものの、全然ミニ感のないラーメンが・・・。
ミニサイズであっても、全然、麺は見えず、アツアツの脂の層が冷めることすら許さない。
そしてミニサイズではあっても、賽の河原と言わんばかりの、もやしと麺の無限ループ。。。
なかなか残せないでお馴染みの自分も麺を食べ切ることは、アルコールの力をかりても無理であった為、ずぶずぶと脂の湖に沈めて、そさくさと退散したのでした。。。
正直な所、味はもう、なんというか全然記憶に残っていないのですが、本当の地獄はこれからだったのデス。
赤羽という事は池袋方面に戻るには埼京線。
なんかね、もうね、上りも下りも関係なく、アホみたいに混んでる訳です。
満腹を通り越した気持ち悪さに追い打ちをかけるように、満員電車では隣にぽっちゃり系のお姉さん。。。
その頃からガリ専な自分にとっては多重苦以外の何物でもない。。。
こみ上げる胃酸をなんとかこらえ、自宅まで帰り着き、ひっそりと自宅の便座にディープキス状態で胃袋を軽くしたのでした。
お酒をやめた現在、多少は脂モノに対する許容があがってきた感もなくはないのですが、加齢により、順当に胃が弱ってきている為、小サイズでも食べ切って、平然としていられることは無いんだろうなぁ~と。
がっつり系ラーメン、皆様は好きですか??
自分は「ぶかつ麺」などのマンガでチラ見しておく程度の関わり方で留めさせて頂きます★