どうも。春眠亭あくびです。
水曜担当なのに、今は金曜日。
「いいや。更新できなかったこと自体を今週のテーマである『号泣』にかけちゃえば」と思ってたら、全く同じ手口をむらむらめがねさんがやっていたので、別のことを書くことにする。
号泣といえば、僕の中では芸人の「号泣」だ。
手相芸人である島田秀平さんの元コンビ名。

号泣がNHKのネタ見せ番組「爆笑オンエアーバトル」に出始めた頃から、僕は号泣のファンだった。
ネタはそんなに好きじゃなかった。
どっちかっていうとラーメンズとかアルファルファとかだった。
でも号泣のネタがオンエアされるとうきうきした。
理由は単純。
号泣のふたりと同郷だから。
長野県民だから。
「おれはビートたけしと同じ小学校に行っていた。どうだすごいだろう! がっはっはっは!(おならぶー)」という自慢をしてくる『公園で発泡酒おじさん』とそう変わらないけど、それでも僕は同郷としてとても誇りだった。
オンエアされれば、自分も肯定された気がしたし、オンエアされないと結構落ち込んだ。
そんなにネタは好きじゃなかったけど、でも間違いなく、僕の中で号泣はヒーローだった。
そんなにネタは好きじゃなかったけど。
高校生くらいの時までは号泣をテレビで追いかけていた。
けど大学に入ったあたりでテレビよりラジオがとひねくれ始め、そのまま社会人になったもんだから、号泣をテレビで見かけることは高校以来全くなく、そうこうしてる間に2008年に解散したそうだ。
ちょっと寂しかったけど、でもそのときは「長野県民っぽくていいな」と思った。
長野県出身のヒーローはいつもこんな感じ。
清水あきらも乙葉も鉄拳もユーザロックも猪瀬直樹もみんなそう。
なんか突き抜けない。
ヒーローになりきれない。
特定のコミュニティでひっそりやってるうちが花。
そんな感じ。
たまに島田秀平さんが出てるロフトのトークイベントにチラシを挟ませてもらっている。
後輩も後輩でひっそりとやってます。
そんな長野県民イズムが伝わったらうれしいとか思ったりしている。
まあこちらもかなりひっそりやってるので、気づかれないだろうけど。
