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ミニクーパーこわい

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こんにちは。ねこびるです。

風邪なので今日はとっとと寝る太郎です。

 

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ミニクーパーの思い出

僕が中学生の頃、技術家庭という授業があった。

ぼんやりとしか覚えていないが、技術科と家庭科を毎週同じ枠で交互にやるような授業体型で、要するに単体だと1つの枠を確保できないぐらい軽視されていた科目同士が連合軍になって毎週の枠を確保するという、今考えると大人の事情バリバリな科目であった。

 

さて、当然ながら男の子である僕としては、家庭科なんかよりも技術科の方が好きで、「工作しているだけで45分潰れるなんてラッキ~」と意気揚々と授業に臨んでいた。

しかし、そんな楽しい技術の時間の中で、唯一僕がブルーになるタイミングがあった。それは、

 

技術担当の先生への女子の陰口祭り開催時

 

技術の先生はよくも悪くも「理系・男社会」で育ったような人で、今にして思えば服もダサけりゃ髪型も丸刈り、話す話題は車とかパソコンとかのコアな話題で、おまけに謎のフレンドリー教師像を意識して女子に頻繁に絡んだりしていたから、女子からの評判はすこぶる悪かった。

 

そんな技術科の時間で、ある日ミニクーパーのペーパークラフトを作ろうという内容になった。

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ミニクーパー。かわいい。

 

このペーパークラフト、初見の印象よりはるかに難易度が高く教室全体が、苦戦のあまり殺伐とした空気になってしまった。

そんなとき、例の教師が工具を取りに教室を出て行った。教員の監視の目が外れた時の独特の弛緩した空気の中、耐え切れない女子の1人がこう漏らした。

 

「んだよあいつ、ウチら女子にまで自分の好きな車作り強要しやがって、マジキモいんだけど」

 

僕はハッとした。

本来授業で行うペーパークラフトの題材なんてピカチューでもドラえもんでもミギーでもなんでもいいはずだ。しかし彼は敢えてミニクーパーを選んだ。

その選択ロジックの中に、「もしかしてこの授業の中でクーパーのかっこよさに目覚める子が出るかもしれない」「そんな子を見つけたら、今後楽しく話せるかもしれない」という下心が無かったと言えるだろうか。

それは至って普通の発想であるし、むしろそうすることで子供の興味の引き出しを開けることができるかもしれないのだから、そういう事はどんどんやるべきだと思う。ただし当の生徒たちに感付かれなければだ。

彼の場合は普段から自分の趣味の押し付けが目につき、生徒たちはうんざりしていた。そんな中で提示されたミニクーパーだったからその女子を始め生徒たちに「強要」と受け取られてしまったのだ。

 

そんな事を考えていると教師が戻ってきて、その話は打ち止めになった。結局そんなことがあったせいで制作に身が入らず、「○○は不器用だなぁ」とか技術の教師に言われた気がする。余計なお世話じゃ

 

かような経緯から、僕は外車、特にMINIの車の話を聞く度に今の話を思い出してナーバスになってしまうのである。やっぱり車は凡庸だけどトヨタ車が一番だね!

 

 

あとミニクーパーがスーパーカーでは無いってのはこの際些細な問題なんじゃないですかね。

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ねこびる
1988年生まれ、九州・宮城育ち。通信会社勤務。得意分野:二次元、艦これ、酒、日経ビジネス、百合、マレーシア
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